
マヨネーズのような扱いやすさ。
大好きなわが故郷、“佐渡”にある小さな醸造所。
その名も、佐渡発酵株式会社。
そこでは、昔ながらの製法にこだわり、大きな甑(こしき)と呼ばれる杉材製の木桶と和釜を使って、原材料となる米を蒸し上げ、濁り酒やどぶろくとともに、甘酒が作られています。
発酵に使う麹は、高級酒である吟醸酒に使われる麹と同じ製法で仕込まれます。
(通常、甘酒作りにはもっと簡易的な方法で発酵させられた麹が使われるのです。すべてが手仕込みという、職人さんの腕次第という、手間が掛かった作り方が採用されています。)
蒸した米・水・麹を3回に分けて混ぜ合わせ、低温でじっくりと発酵させることで、爽やかな酸味を含んだ「麹のおちち」が出来上がります。

原材料は、良質な米と麹のみ。地元の原材料を使ってじっくりと自然発酵させていきます。
一口含んでみると、甘酒とは思えない甘酸っぱさが口いっぱいに広がります。
しっかりとした米由来の甘さはありつつも、もう一口欲しくなるような、さっぱりとした後味の良さが特徴の「麹のおちち」。
お薦めの食べ方としては、そのまま食べるもよし、クラッカーやパンケーキにジャム代わりとして付けるもよし。なんだったら、料理の砂糖代わりに加えてみるのもあり。

他にも思いつくのは、牛乳や豆乳をベースにしたフルーツミックススムージーへのちょい足し。
甘さを加えつつ、飲んだ後のすっきりとした飲みごたえが楽しめますよ。

また、砂糖を控えている方や、できるだけ身体によいものを摂りたい(摂らせたい)という方にもお薦めです。
先日、1歳の子供も混じって、大勢でかき氷を作る機会があったのですが、市販のシロップには添加物や着色料なども使われているし・・・
と思った時に、ふと「麹のおちち」の存在が頭によぎり、削った氷にかけたら大喜びで平らげてくれました。
ちょっとしたスイーツに甘味を加えたいときにも使えそうです。
発酵食品である甘酒は、腸内環境改善にも役立つ「オリゴ糖」が含まれていることから、腸活にも良いですね!
クリームタイプの甘酒ならではの使い方、あなたならどんな使い方をしてみますか?